どのタイプ?フリーランスの働き方は4つに分かれる

4つに分かれるフリーランスという働き方

4つに分かれるフリーランスという働き方

今さら聞けない「フリーランスって何?」に迫ってみよう!

フリーランスって何?

フリーランスっていう言葉、よく耳にするようになりましたよね。「フリーだけに、自由に働けるって感じかな?」「フリーランスになるにはどうしたらいいの?」「なんとなく不安」などなど、わかるようなわからないようなっていう人も多いのではないでしょうか。そこで、今さら聞けない「そもそもフリーランスって何なの?」という、根本的な部分のお話をしたいと思います!

フリーランスの定義

フリーランスは、企業や団体、組織などに属していないまさに「フリー」な立場です。日本語だと個人事業主と呼ばれています。個人事業主と聞けばフリーランスの立場がすぐに理解できる人も多いと思います。
フリーランスが売りにするのは、自分の持っている知識や技術。フリーランスになるにはウリとなる何かがないと商売になりませんよね。経験値0で知識も少ないという人でもフリーランスを名乗るのは自由ですが、そんなフリーランスに仕事を依頼してくれるクライアントはまずいないでしょう。とはいえ、どんなジャンルの仕事であろうと、どこにも属さず個人で事業を運営しているなら、誰でもフリーランスと名乗ることができます。

4タイプのフリーランス

働き方の自由度が高まってきたからか、最近はフリーランスになる人が多いようです。フリーランスが増えるにつれて増えたのがフリーランスのジャンルです。ここでご紹介するのは「スキマワーカー」「オーナーワーカー」「パラレルワーカー」「フリーワーカー」の4タイプ。スキマワーカーは、どこかの会社に所属しつつスキマ時間を使ってフリーランス業をこなしている人のことです。オーナーワーカーは、個人もしくは法人で事業を営んでいる人のこと。パラレルワーカーは、いくつもの企業と契約を交わして働く人のこと。フリーワーカーは、自分のスキルひとつで仕事を請け負っている人のことです。
フリーランスと聞くと、どこにも所属せず自由に働くフリーワーカーをイメージしがちですが、実際はスキマワーカーが4割以上を占めているんです。この背景には、手軽にフリーランス案件を受発注できるクラウドソーシングの存在があります。PCとインターネット環境さえあればどこでも仕事ができるので、スキマ時間を活用したい人のニーズにピタッとマッチしているんですね。

ネーミングはどこから来たのか

フリーランスを直訳してみると、フリーは「自由」、ランスは「槍」。フリーはまだわかるとして、槍ってどこから来ているのかが気になりますよね。その答えは中世ヨーロッパの歴史に隠れています。戦争が多かった中世の傭兵は、条件に同意さえできるならどの国とでも契約を交わしていました。国や民族などの組織や団体に属さない兵士の存在が「フリーランス」の語源になったということです。